ドラマブログのドラまもん。
TV連続ドラマの話題を中心に、気になるタレントやCM、その他のニュースなどを取り上げていきます。

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未来遊園地
「未来遊園地」(テレ朝公式)
※テレ朝系列・2007/09/28 夜11時15分〜0時10分放送(一部地域除く)

「花田少年史」からの流れで見ると、コッチも幽霊か!という感じですが、それにしても、近頃の幽霊はずいぶんと様変わりいたしましたね。「うらめしや〜」なんて、今は昔だな。これはアレでしょうか、あの史上最も高飛車な幽霊「ロッカーの花子さん」登場以来の傾向でしょうか。よくわかりませんが。ともあれ昨今の幽霊さんたち、イキイキしすぎ。あんたらほんとに死んでるのかと。
このドラマにおいて、明るく元気一杯な美少女幽霊を演じているのが、夏未エレナさん。4月期放送の「生徒諸君!」に出演し、最近では「PSP」のCMで「なにそれ!」と駅のホームで連呼している姿が記憶に新しいですね。見た目の雰囲気とか声のトーンとか、どことなく成海璃子さんに感じが似ているところがありますね。ちょっとこちらの方がどちらかというとやや「欧米か!」な顔立ちにも思えますが。
ちなみに、小学校6年のときに(昨年ですよ!)スカウトされて芸能界入りしたということですが、その現場が学校の運動会だったとのこと。同じ事務所の先輩・堀北真希さんが中学校の帰りに、畑の中の道端でスカウトされたというのは有名な話ですが、一体どういう事務所なんだここは。
それはそれとして夏未エレナさんですが、とても健康的でノビノビした印象がとてもいいですね。まあ、「健康的な幽霊」というのもどんなもんかなと言えなくもないですがw ともあれ、これからいろんな作品で目にする機会があることでしょう、活躍が期待されます。

このドラマ、内容的にはとてもシンプルな作りと言えるでしょう。潰れかかった遊園地を、みんなで力を合わせて立て直すという、まあよくあるって言っちゃえばそれまでなんですけど。1時間足らずのスペシャルドラマということで、詰め込める情報量にも当然制約が出てくるわけですが、そこをしっかりポイント絞ってうまくまとめて筋道つけていたので、話としてとてもわかりやすくてよかったかなと思います。こういうドラマでよくありがちな、詩的な表現をしようとかして、雰囲気に流されちゃってるだけ、ということもなく、ちゃんとディテールを捉えて表現できてたのはとても好感の持てるところだったと思います。
それとやはり出演している役者さんたちの個性が非常に活かされていたのがよかったですね。主演の田中直樹さんはもうすでに俳優としても定評のある人ですが、ドラマの最初の方では今までになかった感じのクールな雰囲気の芝居、で内容が進むにつれてだんだんと感情表現が豊かになっていく、その移り変わりの自然さが技量の高さを感じさせます。
その他、いろんなドラマでそれぞれ個性的な芝居で作品に色付けしているバイプレイヤーが集結したという感じですが、その個性がバラバラになることなく、また、テンションの高い場面やコミカルな遣り取りなどでも空回りすることもなく、しっかりまとまって引き締まった作品に仕上がったと思います。
こうなると、このキャストで続編が見たいな、というところなんですが。公式ページのフラッシュでは、妙にサスペンスタッチなムービーが流されてますが「制作未定」とか書かれてるしw
でもこの時間枠で連ドラで、できればやってほしいなぁ。あのCMも含めて、ねw

テーマ:未来遊園地 - ジャンル:テレビ・ラジオ

がんばっていきまっしょい DVD-BOX

◎「がんばっていきまっしょい」
※フジ系列・2005/07/05〜09/13 火曜夜10時放送

このボックスの本編DVDには、全10話分がオンエア時そのままの内容で収録されています。
御存知のように、このドラマにおいてストーリーのキーマンでもある中田三郎役が、当初の内博貴くんから、諸般の事情で第4話から田口淳之介くんに代わっています。
当時は番組の続行も危ぶまれた向きもあったようですが、急遽の代役ながら田口くんが役を演じきり、無事に完結に至ったわけですね。
確かにいきなり別人に代わっているわけですから、オンエア時にも違和感を覚える声がなかったわけではありませんでした。
でも、個人的には、結果的にはよかった、これは田口くんの役だったなー、と振り返ってみればそう思えます。

内くんは「チーム」のスペシャル版に出演したときの役柄の影響もあって、やや陰のある演技、もっと言うと「心の闇」を演じるのに長けた俳優という認識がありました。それがその立ち振る舞いから色濃く出ているというイメージが強い。確かにこの中田三郎という役もニヒルでシニカルな側面はあるのですが、内くんの雰囲気からすると、いささかエキセントリックなニュアンスが強く出てしまっているんではないかな、というのがこのドラマを見始めた当初の印象でした。

田口くんは、もう全く逆の印象ですね。この明るさは、一体何なんだ、と。同じ役柄なのに、全然違うキャラクターとして登場してきたわけです。演者が入れ替わったその当初の違和感というのは、こういうところからもきていたのでしょう。
サバサバしているというか、鷹揚というか、おぼっちゃまというか、典型的B型キャラというか。ま、本人はAB型ですけど。
元カノとのアレコレなど心の奥にはいろいろと屈折はあるにはあるのですが、陰も闇もカケラも見せない。時には懐の広さ、人間の大きさまで醸し出す、「ちょっと大人な男」の中田三郎を見事演じきったわけです。んー、褒めすぎ?
ともあれ、彼の登場はドラマのテイストに非常にマッチングしていた以上に、その幅を大きく広げたというように感じます。「ごくせん」効果で話題が高まっていた人気グループのメンバーながら一般的には知られた存在ではなかったと思われますが、このドラマ出演で一気に認知度は高まったことでしょう。まだドラマ出演の数こそ少ないですが、「Happy!」や「花嫁とパパ」でも準主役として持ち前の明るいさわやかキャラを発揮、この秋からの新ドラマ「有閑倶楽部」では赤西くんと共に出演ということで、そちらも期待したいと思います。

一方、長く謹慎中だった内くんもようやく復帰。まだ完全ではないにしても、これから徐々に露出も増えていくと思われます。
彼には彼のテイストがあり、才能もある。人間の心の深い部分を演じることのできる役者として、ぜひまた表舞台に立って欲しいところです。

こんな好対照な二人の役者が同じ役を演じている、ある意味ひょうたんから駒、災い転じて福ではありますが、非常に稀有なケースとして出来上がった作品ともいえますね。

女子チームなどについては、いずれまた取り上げることにしましょうか。
ぼくの魔法使い DVD-BOX

「ぼくの魔法使い」(日テレ公式)
※日テレ系列・2003/04/19〜07/05 土曜夜9時放送

伊藤英明と篠原涼子の主演二人が、とにかくメーター振り切ってバカップルを演じきり、その後の役の幅を広げたというかなんというか、まあターニングポイントになった作品ではありましたね。

伊藤さんはそれまでも、もうこのルックスですからイケメン・モテ系俳優として、主演作も含めてキャリアを積んできてはいたのですが、やはりどうしてもこういう路線だと役柄も固定されてしまいがちな傾向はあったんではないかなと思うんですね。そんなところに、こういうハイテンションでおバカな役柄をやったということで、「自分を捨てて」というか、それまでの殻を破ったというところがあったんじゃないでしょうか。このドラマがなかったら、ひょっとしたら「海猿」やこの間終わった「ファースト・キス」とかもなかったかもしれませんね。
そしてなんといっても、篠原ですよ。いやー、正直この頃に今の篠原の立ち位置は想像できませんでしたね。「理想の上司」とか言われるようになるなんて、まさかまさか。
TPDや「ごっつ」などを経て、小室ブームの引火点ともなった「恋しさとせつなさと心強さと」のダブルミリオンヒットにより、誰にもその名を知られる存在となったわけですが、その後諸事情あって小室と袂を分かち歌手業は完全に下火に。女優に転じたものの、かつてのように一人強烈なスポットを浴びるという立場にはなく、正直「終わった」感がなかったわけではないというところだったと思います。
なので、このドラマの主演というので、なんで?と訝しく感じたのは否めないところ。ずいぶん思いきったなあというかなんというか。
それがフタを開けてみれば伊藤さんと共に、これまでのイメージを覆す熱演・好演。その演技力の高さに脱帽という感じとなりました。
まあクドカンドラマは、薬師丸ひろ子・森下愛子・斉藤由貴などなど、女優再生工場のような側面もありますし。単にアイドル好きなだけとも言えますがw
その後周知の通り篠原はヒット作を連発、今や「大女優」の仲間入りですよ。憧れの女性NO.1ですよ。まさか人から尊敬されるような存在になるとは、想像だにできませんでしたね。なにせ、天然プッツン系(古!)の典型とか思われてたのに。世の中変われば変わるものです、ほんとに。

さてこのドラマ、クドカンドラマでは常連の古田さんやサダヲ氏などの他に、デビューからほどない、まだどことなく初々しい感じのもこみちくんもレギュラー出演。「おれ」を「おで」とか言ってしまうメッチャ滑舌が悪いという役が、なんだか全然違和感がなかったw いやほんとにこの人滑舌悪いのかなと思ったもの。イケメンなのにストレートにイケメン役をやらない、今に到る流れが既に見えますね、もこみちくん。
さらに、神木くんやらいっけいさんやら温水さんやら、ゲストも多種多彩。まだあまり名前を知られてなかった池田鉄洋さんなんかも出ていますね、その他どんな人が出てるかも要チェックというところでしょう。
また、クドカンの「変身モノ」という意味では「吾輩は主婦である」に通じるところが、あるようなないようなw
まあともかく、クドカンの得意技の一つでもある、ちょっとシュールなオバカハイテンションコメディ、今見ても十分楽しめるんじゃないかなと思います。
土曜プレミアム『出るトコ出ましょ!』
「出るトコ出ましょ!」(フジ公式)
※2007/09/22 PM9:00〜11:10放送

「花君」のヒット直後というドンピシャのタイミングで、堀北ちゃん主演のSPドラマ放送。新聞タイトルでも「イケメン」の文字が躍っておりました。でも、出演者は「山壁」メンバーの方が多いやね。どっちかが当たったらそっちで引っ張ろうというハラ積もりでもあったんでしょうか、邪推ですねそーですね。
「花君」に入る前に撮影したのは間違いなさそうですが、「生徒諸君」のときはもうちょっと髪が長かった気もしなくはない。そのへん、温水さんのヘアから類推できないのがとても残念ですw まあとにかく、働いとるな堀北真希、ということで。
それにしても、昨今「マンガ原作ドラマ」に批判が出ている向きもありますが、考えてみると堀北ちゃんもその手のドラマが多いですね。「クロサギ」「アカネ」「生徒諸君」「花君」と、この1〜2年はもうずっとそんな感じです。映画ですが「三丁目の夕日」もそうですし。もはや「マンガ原作ドラマ女王」と言っても過言でないと。さらに、「電車男」や「野ブタ」なども含めると、主な出演作はほとんど「原作つき」ということになるようです。最近の傾向であるとはいえ、かなり際立ってます。
製作者側が、そういう原作などの素材をチェックしてキャスティングをイメージする上で、「この人にこの役を当ててみたい」と思い浮かべるところにかなりの頻度で堀北真希の存在があるというのは、女優として非常に大きいことだと思いますし、それだけ彼女の存在感・インパクト・技量に高い評価があるということなのでしょう。
また、堀北ちゃん自身、役に合わせてキャラクターを作り上げていくことに長けた役者でもあるので、原作の設定を前提にした役作りにおいては相当の能力を発揮できる面がある。
しかし、昨今の傾向として「キャスティング先行」という、これもまたいろいろと批判がある部分ではありますが、そういう流れがあるのも一つある。この役者が主演をするという前提から作品を作っていくということ。そういう意味で「堀北真希」を前提としたドラマ作りのイメージ、というところには念頭としてまだ浮かんでくるところではないのかなという気もします。
それでも、「花君」がヒットしたことで、「堀北真希で作る」というのもこれからは出てくるでしょうね。まあそのウラには「数字」というのが前提としてあるので、それも良し悪しではありますが。しかし、そろそろオリジナルで代表作レベルの仕事が欲しい時期でもあるとは思うので、そういう流れとしてはあるんじゃないかなと。
話は思いっきり逸れてますが、この「出るトコ出ましょ!」も、雰囲気として続編・連ドラ化を意識している風があるようです。キャスティングも今後維持していく前提では妥当なラインかなとは思えます。
ただ、上に書いてきたような「堀北真希の今後」ということを念頭において考えると、このタイミングでそれはあるのかなと、いささか首を傾げてしまいますね。またマンガ原作で、また女子高生というのがそのキャリアにプラスになるのかどうか。原作のインパクトの小ささも含めて「アカネ」の二の舞というのが容易に予想できるところです。
ただ、今回のこのドラマ単体では結構面白かったですけどね。なんかとってつけたようだけどw
ちょっとコミカルに走りすぎてるところはあるけど、個々のエピソードを破綻なく繋げてラストにうまくまとめて持っていってたし。「わかりやすさ」が作品としてうまく出たんじゃないかなとは思います。
だからこの作品単体としては、その放送タイミングとしてもハマっていたと思うんです。が、これを今後に繋げていくということになると「・・・」というところですね。

テーマ:出るトコ出ましょ! - ジャンル:テレビ・ラジオ

山おんな壁おんな 最終話
「山おんな壁おんな」(フジ公式)
※フジ系列・木曜夜10時放送 9/20放送終了

伊東さんと西島さんの青森弁バトルが見られなくなるのはちょっと残念ですが、正直それだけ、かも。最後まで焦点が絞りきれなかったかなという感じは否めないところです。
登場人物の言動に、そこに到るプロセスが見えづらかった、動機付けが曖昧だったというのはあるのかもしれません。
青柳が井口のプロポーズを受け入れるということにしても、幼馴染からそういう心境に飛躍する「何か」がどこにあったのか、それが明確にインパクトをもって描かれたところがどこにあったか、俄かには思い出せません。夢だと思っていた井口のプロポーズの言葉が、実は現実だと知ったから?それだけで仕事を休んでまで追っかけていって、二つ返事でOKするもんだろうか、今までの流れを考えてみても。友人に「アンタは井口を男として見てない」と(しかもプロポーズを受け入れた後に)言われてしまうような相手に対して。
丸越の会長が「ほんとに好きな相手と結婚するのが一番いい」とエールを送った言葉にしても、どこまでほんとに好きだったのか、それを予断なく受け入れられるほどの強いものが、青柳の言動から伝わってこない。「離れて過ごす一年は、男と女にとっては長過ぎる」と言われて、せっかく勝ち取った海外研修を擲って井口と日本で結婚生活を送ろうと思ってたら、今度は井口が一年間海外で仕事をするという。いくら芸術家肌の自由人といったって、青柳の決断をわかっていたら、そういう行動を選択しただろうか。青柳はキチンと井口に自分の決意を伝えたのだろうか、伝えてなかったんでしょうね。なんで伝えなかったのか。わかりませんね。
なぜそうなったのか、どうしてそうしたのか。確かに現実の生活では曖昧な部分はあります。しかし、これはドラマ。そこに到る動機とプロセスが誰でもわかるようにはっきりと描かれなければ、物語になりません。
テーマ、という点でもそうです。女の仕事・恋・見た目。最終的にどこを強く打ち出そうとしたのか。結局どれもどこか結論に辿り着いたというところがない。
壁が山に対して抱いていたコンプレックス。それを一体どう克服したのか。まあ段々時を重ねるうちに親しくなって、女はそれだけじゃないのよね、ってところに落ち着いたというわけなのか。ならば、それだけじゃなければ、なんだったというのだろうか。
「めでたしめでたし」で無理にオチを着けるのもナンだかなと思うが、結局このドラマ、何がしたかったの?というのも、いささか消化不良です。コミカルに描こうというのはそれはそれとして、内容はともかく、ドラマを作る、その作り方はもっとマジメに作って欲しかったと思います。ちょっと残念。

テーマ:山おんな壁おんな - ジャンル:テレビ・ラジオ

花ざかりの君たちへ 最終話
「花ざかりの君たちへ」(フジ公式)
※フジ系列・火曜夜9時放送 9/18放送終了

ワラカッコイイ、ワロタw

うかつにもパスポートを入れた財布を落っことしたことにより、素性がバレてしまった瑞希。佐野と中津の尽力、三寮長の計らいで何とか表沙汰にならずに済みそうだったが、またまたうかつにも脚立から落っこちてしまったことにより、桜咲学園全体に真相が広まってしまった。ああ、あまりにもうかつ。
それにしても、映像の通りにシャツのボタンちょっこっと外してチラッと見えたくらいだったら、「腰が痛くてコルセットしてた」とか誤魔化せそうだが。そもそも本体がそんなに膨らんでな(ry
翌日、寮の仲間やクラスメートから反発され総スカンを食らう瑞希。まさに「ライフ」状態。しかし、佐野が事の真相を明かすことにより、皆は瑞希を以前と変わらない「仲間」として受け入れる。ああ、おまいらイイヤツだなー。
しかし、瑞希は自ら学園を去る決意を固める。そして、学園最大のイベント「桜咲学園祭」を終え、誰にも告げず立ち去ろうとする瑞希。犬の裕次郎に見送られて寮の門を出、道を曲がるとそこには全寮生、ブロッサムの「ひばり4」、神楽坂などの姿が。
一人一人と別れを惜しむ瑞希。そして、第一話以来の登場となる校長が、瑞希に卒業証書授与。っておい、2年生だよ2年生、日本の学校制度完全無視ですか、伊吹大臣怒っちゃうよたぶんもうすぐやめるけどw
佐野と梅田に空港まで送ってもらい、最後のお別れ。
そしてそして、ついに佐野が瑞希に、えー以下略w
めでたしめでたし、どんど晴れ。

さて、とにかく「バカまっしぐら」で貫いたこのドラマ。まさかこれが今期視聴率ナンバーワンになるとは、誰も思いもよらなかったでしょう。普通「山田太郎」だがな。ま、バカも貫いて突き抜けるとこうして結果を生むということでよろしいか?
堀北ちゃんがようやく主演作で結果を出したことで、今後のお仕事的にもハクがついたとも言えそうですが、それより。
ともかくこの作品は、生田斗真がついに「芸風」を確立した作品として、後世に語り継がれることでありましょう。・・・、んー、どーかなw
だんだん「つるの剛士」と見分けがつかなくなる感じもありましたがw、彼の身を粉にした「暴走」が他のメンバーの「芸人魂」に火をつけて、作品を盛り上げたんではないでしょうかね。
少年時代の「カワイイ系」キャラからようやく脱皮を遂げた斗真くん。今後もこういう突き抜けた役柄で頑張っていっていただきたい。
ともあれ、作品の質うんぬんは別にしてw、若い役者陣たちにとってはひとつの人脈として今後刺激となる繋がりができたのではないかという意味でこれの価値は大きくなっくるんではないでしょうか。
作品の質うんぬんは別にしてw

テーマ:花ざかりの君たちへ - ジャンル:テレビ・ラジオ

「英語でしゃべらナイト」に裕木奈江さん出演
「英語でしゃべらナイト」(NHK公式)
※NHK総合・月曜夜11時放送

デヴィッド・リンチの新作に出演したことで、再び公の場所に姿を現し脚光を浴びることとなった裕木奈江さん。その「インランド・エンパイア」に関する各種インタビューや記者会見などの映像を見ると、「ん?ちとポチャッときた?」という感じがしないでもなかったですが、いえいえ、ほんとアノ頃と全く変わらないですね。それにしても、もう37歳なのかー。いやはや年月というものは(ブツブツ・・・)

1990年代初頭、「ふぞろいの林檎たち」や「北の国から」のタマコ役など(誠意って、何かね?のアレですね)で一気に世に出たという感じですが、個人的に最初に目にしたというのはフジの深夜ドラマ「東京ストーリーズ」というのに主演されたときのこと。最初は「池中玄太」の末っ子がずいぶん成長したんだなーと、完全に人違いしてましたw
いわゆる「思春期まっ只中で揺れ動く、不思議系少女」という、その後のキャラクター傾向の萌芽がすでにそこでも見られる感じの役柄だったんですが、そういうキャラづけが正直見た目の印象で固まってしまった部分は多々あり、その後に彼女がぶつかる「役柄の幅」という点で考えると、この点は一女優のスタートラインとして少しキツイところはあったかもしれません。もちろん、誰もが通る道といえばそうなのですが。
それからしばらくして、以前から読んでいた銀色夏生の「GoGoHevenの勇気」という本の中に彼女の姿を偶然発見、「あ、アレに出てたコだ」と気づいてから一気にファンになったという感じでした。
そんなわけで、「ふぞろい」や「北の国から」に抜擢されるようになったあたりは「おお、ついに来たな。動いたな、日本が!」という感じで嬉しく思ってましたけど、それからちょっとアイドルっぽい売り方になってきたのはいささか首を傾げるところ無きにしも非ず、まあ、乗っかりましたがw
本来、マイナーだけどいろんな役柄がこなせる本格派女優、30くらいである程度のポジションを築ければいいんじゃないか、というあたりが路線として妥当なところだったと思うんですが、まあどういうんでしょう、やはり求められていたのかなということなんでしょうかね、彼女のような存在が。作り手としても、派手ではないけど強い印象を残すキャラクター、役者として底の深さを感じさせる立ち振る舞い、「今どうしても使いたい!」と思わせるものがあったということでしょう。
ただ、結局のところ、本来の資質からはいささか過分な規模でブレイクしてしまったこと、固定されてしまった役柄によるキャラクターの印象により、彼女はそのキャリアの上で苦境に立たされることになるわけです。
そう、「ポケベル」バッシングですね。
あのドラマは彼女のキャリアとしても新境地とも言える面もあり、新たな役柄への挑戦としてそれなりに成功をしていたと思えます。しかし、「役者と役柄」ということに理解がいかないレベルのリテラシーしか持たないメディアやら「知識人」やらが、意味の通らないバッシングを始めたわけですね。
あれはもう全くもって言いがかりとしかいいようのない、ワケの分からないものでしたが、ただ、それに対して、彼女やそのスタッフレベルでの仕事としても、それ以上の強い印象を打ち出すことができなかったのも事実。結局そのまま、やや迷走した印象の仕事が数年続いた後、いつの間にか表舞台からフェイドアウトしてしまったという感じでした。

ただ、それでよかった、それがよかったのだと思います。
その後、舞台や映画など、決してドーンとスポットが当たるメジャーなポジションではないところでも、それでもしっかりと女優としてキャリアを積んでいる姿を、以前ほど熱心にではないにしても折に触れて見聞きしていて、ああ、ようやく本来いるべき場所に辿り着いたのかな、という気がしました。本来はこういう仕事をするべきだった役者なのだ、と。
そんな彼女の本質が、この「しゃべらナイト」のインタビューでもよく現れている気がしますね。ギリシャであろうとハリウッドであろうと、一女優として自分が出来ることは何か、「仕事」としてしっかりとその身に引き受けて表現する。それを飽かず醒めずコツコツ続けてきて、今の裕木奈江がある。見た目は変わらなくても、その中にはしっかりと年輪が刻まれているということです。
今、若い女優さん多くいるわけですが、こういう生き方、一女優としての在り方は、いろんな意味で示唆に富んでいるのではないかなと思いますね。

さて、かつての一ファンとしてはここでできれば、いろいろ一巡りした今こそ、再び日本のテレビドラマのフィールドに戻ってきてくれれば、と望みたいところなのですが。さすがにもう叩く輩もおらんだろうし。

テーマ:NHK - ジャンル:テレビ・ラジオ

ライフ 最終話
「ライフ」(フジ公式)
※フジ系列・土曜夜11時10分放送 9/15放送終了

「ドラマ」は終わりました、でも「現実」は終わらない。
その「終わりのない戦い」を象徴するような最終回となりました。
物語を締めくくるに当たって、安易な解決を描かなかったことは評価に値すると思います。

「いじめは悪いことだ」と、誰もが言います。だから、やってはいけないことなのだ、と。
しかし、いじめる側の人間は、自分たちが「悪いこと」をしているとは思っていません。
彼らは往々にして「正義」を口にします。
彼らは、いじめられている人間に、「コイツは悪いことをした。だから自分たちが制裁を加え、罰を与えている」という論理を作り上げます。彼らとしては、自分たちは「正しいこと」をしているとしか思っていません。
歩がいじめられることになったのは、「愛海を裏切ったから」という理由によるものです。真偽は、関係ありません。彼女たちには、その理由が全てであり、それに対して狂信的です。彼女たちにとって歩は徹頭徹尾「悪いことをした」人間なのです。「罰を与え」られるべき人間なのです。
物語の最終局面で、かつての立場から一転いじめられる側に回ってしまった愛海については、ここまでドラマを見てきた方たちにはもう一目瞭然、言わずもがなでしょう。彼女がいかに「悪いこと」をしてきた人間であるかということを。
しかし、改めて思い出すまでもなく、愛海こそ彼女たちの「正義」の中心であり、その狂信的な恐怖政治の中心だったのです。ついこの間まで。それが一瞬にして今度は「悪いことをして、罰を与えられる」者になってしまったわけです。
もう一度、このドラマの中での、いじめの場面を思い返してみます。どうでしょう。彼ら・彼女たちの熱狂と興奮の様は。まさに「正義と力」に酔い痴れている者たちの姿。彼らにいくら「お前たちのしていることは悪いことだからやめろ」と言って、その言葉が伝わらないのも道理と思えてきます。
みどりたちが愛海をいじめている現場に遭遇した歩に、みどりがいじめをけしかける場面があります。同意せず手渡されたモップを投げ捨てる歩にみどりは言う。「コワイんだろ、弱虫だなオマエは!」
しかし歩は言い返す。「こんなことが強さなら、わたしは弱くてもいい!」
おそらく、この言葉も彼女たちには伝わらないでしょう。しかし、「こんなことがお前たちにとっての強さなのか」と、問いかけていく他ない。彼らの「正義」というものの矛盾と脆さを解体して、その呪縛から解き放っていくより他ない。それはまさしく、我々自体がとらわれていることに気づくことから始めるよりないということなのでしょう。

テーマ:ライフ - ジャンル:テレビ・ラジオ

山田太郎ものがたり 最終話
「山田太郎ものがたり」(TBS公式)
※TBS系列・金曜夜10時放送 9/14放送終了

費用は全部向こう持ちな上に給料までくれるという超オイシイ留学話も、結局は家族と離れがたいが故に断ってしまった太郎。確かに「貧しくても、身近な人が幸せなら、それが自分の幸せ」というのがこのドラマの通低音ではありますが、格差だなんだと世知辛い世間の空気も反映した作品として意図していたならば、この「三丁目の夕日」的な結論は、それへのアンチテーゼとしても今となってはやや安易に映ってしまいかねないのは否めないところです。
情け心がなくなった、と言われて久しいこの頃。それに対抗して、親子愛・兄弟愛・友情・思いやり・助け合いと、このところ忘れかけてたものを思い出そうよということで、それらを前面にフルに出すというのはいいとして、結局のところ、あまりにそれに寄りかかりすぎてしまったな、というのがこの最終回に到っての率直な感想。
これまでこのドラマを取り上げてきた際、再三御村くんに「自分自身のことはどうなの?」ということで言ってきたのですが、最終的に彼は「太郎と一緒」の大学に進学ということになったわけです。あ、ついでに隆子も。このあたり、いかにも最終回、「みんななかよくしあわせにくらしましたとさ、めでたしめでたし、どんど晴れ」というところなんですが、まあなんかあっさりとまとめてしまったなという感じです。一体御村くんは何を選択してその結論に到ったのでしょう。一体その将来に何を見出し描いているのでしょう。彼は「御村託也」としていかに生きていく事を決断したのでしょうか。結局そういうところが全く見えない結末になってしまい、いささか肩透かしという思いです。
太郎がアメリカ行きを断ったときに、「じゃあオレがかわりに行くよ」くらいのことをサラッと言ってくれれば、面白かったんですけどね。それが御村くんの「自立」にも繋がるという気がするんですが。
たかがドラマ、されどドラマ。あちらが立てば、こちらが立たず。いろいろと制約もあるでしょうし、一つの明確なテーマを出している作品としては、それ以外の結論というのは導き出しにくいのは致し方ないところ。なのでそれはそれで納得せざるを得ませんが、正直最終的にこういう感じに「そこそこ」というところで落ち着いてしまったのが残念、という思いがします。

テーマ:山田太郎ものがたり - ジャンル:テレビ・ラジオ

ホタルノヒカリ 最終話
「ホタルノヒカリ」(日テレ公式)
※日テレ系列・水曜夜10時放送 9/12放送終了

念願かなって手嶋との同棲生活に突入したアホ宮蛍ですが、洗面所に長居しただけでも「ウン○してると思われる!」と気兼ねする状況。では一体ドコでおまいはウン○しとるのかと小一時間。
手嶋も蛍が高野部長と同居していたことが頭から離れず。
ハッピーな毎日になるかと思いきやお互いにとても気を使う生活。重苦しさ、ぎこちなさが二人を縛り付ける日々の中で、手嶋は蛍が自分の前では自然に振舞えないと結論を出し、別れを切り出す、というかバックレる。そんなこんなであっけなく同棲生活は崩壊いたしましたとさ。
まあ、恋はなにかと頑張らないといけないものではありますが、頑張らないといけないだけの恋であるとツライものがありますわな。好きであればあるほどね。
んで、てっきり高野部長の元に戻るかと思われた蛍、しかし、部長のおかげで人を好きになることが出来た自分だが、ココで部長との生活に戻ればまた部長に頼りきりになると悟り、まず一人で生きてみることを決意。エライぞ、成長したな。しかし、一人暮らしのアパートで相変わらずのジャージでグダグダなわけだがw
それから一年、また夏がやってきた。ビールのおいしい季節ですね。蛍の意味不明な発言に首をかしげる高野部長が帰宅してみると、縁側にはジャージ姿のアホ宮ありけり。そして、思い出の縁側で愛を語り合うのであったwww
ま、めでたしめでたしでよかったですな。つーか手嶋のキャラが弱いのでこうなるのは自明ですが。いやー日テレドラマはわかりやすいわ。
さて後は安田さんが「三ツ木」で登場するドラマがいつ始まるかですね、関心の的は。当然、板谷さんもコミで。

テーマ:ホタルノヒカリ - ジャンル:テレビ・ラジオ

探偵学園Q 最終話
「探偵学園Q」(日テレ公式)
※日テレ系列・火曜夜10時放送 9/11放送終了

キング・ハデス、誰が出てくるのかと思えば、いかにもワルそうなw
それにしても、キング・ハデスはリュウの祖父。それとかつてクラスメートだった団守彦。この年齢設定の役回り、陣内孝則的には果たしてどんなものなのかと、改めて思うわけですが。ま、自分が直接「おじいちゃん」というわけではないからな、ということで目をつぶったかw

というわけで、終わりましたが。30分くらいで謎解き始まっちゃったんで、どうやって後もたせるんだろうかと思いましたが、まあ最終回なので、いろいろと説明しないといけませんからね、時間は有効に使わないとw
で、続編の可能性に含みも持たせつつの終了、というところかなという感じですが、正直どうでしょうね。昨年のSP版が面白かったのでこの連ドラ版にも期待していましたが、ちょっとクオリティーとしてはそこまで及ばなかったかと。謎解きなども、いささか説明不足・仕込み不足で強引かなという気もしましたし。まあ、SPで今後も継続ということなら、内容とか演出とかをもっと濃く煮詰めて、っていうのであればアリかな、とは思います。映画化は、ないなw
あと、神木くんですが。そろそろ「純情・素直な少年」ていうキャラは演りきったんではないかな。リュウ役の山田くんが見事にその陰影のあるキャラを演じきったのを見るにつけ、神木くんももっと幅のある役をそろそろやらせてやりたいもんだという思いがしますね。まあそれにしてもまだ若いので、ここでイメチェンてのもなかなかなんですけど。

それと最後に。ケルベロスやっぱオンチだよねw あの音外しまくりの口笛聞くたびイラっときてたわw

テーマ:探偵学園Q - ジャンル:テレビ・ラジオ

「輪違屋糸里」〜女たちの新選組〜
「輪違屋糸里」〜女たちの新選組〜(TBS公式)
※9/9〜9/10夜9時 二夜連続放送

連ドラではないですが、新選組好きとしては今回ちょっと注目して見てましたけど・・・。
浅田次郎というとやはり「壬生義士伝」が有名ですが、今回は女性目線での物語ということで。確かにそういう意図は出てた作りで、実際女性たちのシーンがかなりのパーセンテージ割かれているんですが、それがちょっと正直物足りない、新選組好きとしては。やっぱり、「男の物語」ですからね、新選組というのは、良くも悪くも。「如何ともし難く、男也」というのが、哀しくも色濃く出ている登場人物であるものなので。そういう意味では、「女から見た男」という視点でも薄かったかな。
ストーリーとしても、芹沢暗殺にポイントを絞って描かれているのだけど、それならそれで芹沢派と近藤派の確執や、次第に芹沢が追い詰められていく状況をもうちょっと具体的に描いてもらいたかった。情緒に流されすぎな感じもある。
あとまあ、大河の「新選組!」との出演者のかぶり具合とか、伊藤英明の裏番組問題とかツッコミどころもいろいろとありますが。
とりあえず、温水洋一・一人勝ち、ということでw

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ライフ  第10話
「ライフ」(フジ公式)
※フジ系列・土曜夜11時10分放送

いよいよ形勢逆転、というところでしょうか。
ヒロをああいう行動に仕向けたのも、すでに愛海が相当に追い詰められた状態で一発逆転を画策した、という面もあり。一旦は功を奏したかに見えましたが、結局自分で墓穴を掘ってしまったということか。遂に恐怖政治も崩壊、ですね。
佐古は佐古でとうとうイッてしまわれて、親父さん刺しちまうし。
マッド・カップルの哀れな末路、という感じです。

基本的にはもうサイコ&バイオレンスなサスペンスっつーことでいいんじゃね?という目線で見てましたが。ヤンキー軍団にラチられるあたりなんかは「まーあのー、そーですかw」という感じで。
で、ここに到ってダークサイドの二人組がいよいよ滅びの道に落ちていきそうであるということで、物語的にはこれにて一件落着、てなところなんですが。
しかし、仮にもイジメをテーマにした社会派問題作と銘打っているならば(いたっけ?)それでめでたしめでたし、というわけにはいかないので。
悪いヤツが悪いことをして、それで最後に悪いヤツが滅びる、では済まされないのがイジメ、ですから。たとえ、愛海と佐古という二人の怪物の悪行が暴かれ、それを罰せられようとも、それで終わりということにならない。
一番の問題は、まさに愛海を取り囲んで「土下座!土下座!」と叫んでいた「その他」の連中、彼らがまさにこの構造を支えている「主体」になるわけですから。
歩もそのことには気づいており、だから職員室で愛海とその父親にムリヤリ謝らせられそうになったときに、窓から覗き込んでいる連中に向かって「お前らもだ!」と叫んだ。
でも、その歩自身もかつてヒロに対して同様の行動を、たとえ本意でなかったにしてもしてしまった。そのことをとても後悔して、そしてその中で気づいたわけです。自分も彼らと同じであり、彼らも自分と同じだということ。

いよいよ次回は最終回。悪いのは誰か、ではなく、何がそれを作り支えているか、そのへんを果たしてどう描いていくかが見どころです。
おっと、今度はどうやら3時間スペシャルということではないようだなw

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山田太郎ものがたり 第9話
「山田太郎ものがたり」(TBS公式)
※TBS系列・金曜夜10時放送

父・和夫のお友達、あるいは昔風に言うとパトロンのウメちゃんの好意により、ホワイトハウスか国会議事堂かと思うようなその大豪邸を借り受けることになった山田一家。
幼い弟妹たちは大喜びだが、太郎だけは突然降って沸いたような豪邸暮らしが落ち着かず。ベッドの隙間で寝てみたり、屋根裏の物置を部屋に改造してみたり。狭いところを見つけると旧宅のボロ屋を思い出し、安心する様子。実は、単なる「閉所愛好者」だったりして。
一方、隆子は太郎がホンモノの王子様になっちゃったことですっかり有頂天。「アタシの選択はやっぱ間違ってなかったワ!」とばかりに、妄想も大復活。
が、なんとなくボンヤリして寂しげな太郎の様子に気づき、そして自分の両親の姿などを見て、自分が太郎に本当は何を求めてるか思い至り、太郎をデートと称してスーパーの特売セールに連れ出す。
そこでようやく本当の笑顔・本来の姿を取り戻した太郎。その太郎を隆子は、このところ少し距離を置いていた様子の御村に引き合わせる。二人は連れ立って山田家のボロ屋へと向かう。

で、御村くんですよ。
前にこのドラマについて書いたときも気になるポイントとして挙げたんだけど、「御村くん自身は、どうなの?」ということ。
太郎も隆子もなんだかんだありながら自分自身としっかり向き合って、それを乗り越えて成長している。「一番大切なもの」を見つけつつある。
で、御村くん。確かに物語の最初の方で、祖父とのいろんなことがまずまずカタがついた。じゃあ、それがそうなのかというと、それはほんの序の口なはず。まだまだいろんな難関があるはずなのだけど、それは置いといて、まず彼の一番の関心事は太郎なんですね、相変わらず。
たぶん登場人物の中で一人だけほとんど変わってないのが、御村くん。その御村くんを根底から揺さぶり、大変化を促さざるを得ない事態になるのが、太郎のアメリカ留学、ということになるわけですね。
ただ単に自分にとって面白いというだけの話だった太郎との関わり、しかしもうすでにそれだけでは済まずに、どんどん自分の中で太郎の存在が大きくなっていることに、本当の本当には気づいていない御村くん。それを失う(かもしれない)ことにより、太郎がいかに大きな存在だったか、そして自分にとって本当に一番大切なものは何か、最後の最後で最大の難問に向き合うことになるのではないかと。そのへんどう描かれるか、いよいよ次回が最終回、脚本のマギーさんの腕前に期待したいところです。

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