◎「ドリーム☆アゲイン」(日テレ公式) ※日テレ系列・土曜夜9時放送
反町隆史が3年ぶりの連ドラ主演。映画やスペシャルドラマなどの話題作に出演はしていたので、決して露出が少なかったというわけではないですが、缶コーヒーCMのいささかイタイ感じが印象に強すぎて、ちょっと迷走中?という雰囲気もなくはなかった。本人としても期するところを抱きながらの今回の出演ということもあるのではないでしょうか。 主人公・小木駿介はジャイアンツの名物代打男。しかし、肩の故障が響き球団を解雇され、引退を余儀無くされる。サラリーマンの仕事にも就き、恋人との結婚も控えていたが、野球選手時代の夢を諦めきれず、プロテストを受けることを婚約者に告げるが、猛反対された上に振られてしまう。失意に肩を落としながらの帰り道、不幸にも駿介は落雷に遭い、命を落とすが、実は・・・。
小木駿介存命中は外見クールで中身は熱い、男らしいナイスガイという感じでしたが、お亡くなりになられてからはドタバタ・アタフタ、非常にコミカルな演技になっています。このへんは「GTO」などを髣髴とさせるところがありますね、反町隆史の十八番のひとつともいえます。 天国からのお使いという役柄で登場した児玉清さん、なんかもういきなり「アタックチャンス!」な空気が漂ってました、ほんとに言い出すんじゃないかと思いましたよ。児玉さんもここのところだいぶ露出も増えたし、この年齢にして役柄の幅がさらに拡がったような気さえします。人間何がキッカケで人生変わっていくかわからないもんです。 家政婦・中田加代役の瀬川さんが意外にはまっていてビックリ。まあ、演歌の歌い手さんはステージにお芝居が含まれることが多いので、そのへんよかったのかなとも思います、それと、だいぶダイエットされたようですねw 志田ちゃんの生意気ぶりももはや堂が入っています。しかし、仕事しすぎじゃないか、ちょっと。役柄のイメージもちょっと固定されつつある感じで、今が難しい時期に来ているかもしれません。
さて、実は天国側の手違いで本来は死ぬ予定ではなかった小木駿介。元の身体に戻ろうにも既に火葬済。やむなく、近々死ぬ予定の投資会社社長・朝日奈孝也に乗り移るが、これがまた、冷酷で身勝手な世間の嫌われ者、身体はブヨブヨで体力なし、しかも隠し子もいるというオマケつき。最悪この上ない状況で現世に甦った駿介、しかし敢えてこの身体、この境遇のままで再びプロ野球選手を目指すことを決意する。
で、この乗り移った身体の朝日奈孝也ですが、普段現世の人たちはみんな元の朝日奈の姿で見えている、という設定。ドラマの映像としては小木駿介=反町隆史の姿が9割以上ということになるでしょうが、設定では全部朝日奈が朝日奈の姿でやっていることになっているわけだし、鏡を見れば駿介もそこに映る朝日奈の姿を目にするわけで。とすれば、ほんと今回朝日奈役をされた役者さんには失礼ですけど、もうちっと誰でもわかるくらいの役者さんの方がよかったかな。駿介にとって朝日奈が「オマエ、誰やねん」的存在であるという意味では確かにこれでもアリかもとは思いますが、見ている視聴者が「オマエ、誰やねん」になってしまうのはどうかな、と。一応、朝日奈自身も有名人という設定ですし。うーん、人がいなかった、ということなんでしょうかw
あと、駿介=反町とその恋人・さつき=加藤あいの年齢差が、なんとなく違和感というか不釣合いというか。まあ、慣れますかねぇ、これは。
日テレらしい、しっかりした作りのドラマ。気楽に楽しめる作品として受け入れられそうです。まあ正直現時点でラストが読めてしまいそうなところもありますが、それもこの作品には利点であるかも知れないですね。そこに至るプロセスをどうこれから描いていくか、楽しみです。
テーマ:ドリーム☆アゲイン - ジャンル:テレビ・ラジオ
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